オンラインワークショップ「どうじにドット」

 Labリーダー:コココ(工藤恵美、野呂祐人)

「こどもアートLab」初めての試みとして、オンラインワークショップを開催しました。離れている人と画面を通して一緒にドット絵を描いたり、それを付け足したり、コピーしたり、合体させたりしながら共同制作をするワークショップです。スプレッドシートへの打ち込みやPC操作もほぼ初めてという小学生が保護者と一緒に挑戦しました。

開催日:2020年10月17日(土)

    午前の部10:00~12:00/午後の部14:00~16:00

対 象:小学3年〜6年生[定員各5名](保護者同伴)

場 所:オンライン(Google Meet)

● お互いが描いたものに触発されながら、発展させていく

Labリーダーの野呂さんと工藤さんのユニット「コココ」が展開するワークショップは、共同作業における創造性とコミュニケーションがテーマです。「どうじにドット」は、相手の顔が見えない状態で始まりました。好きなものを描いて自己紹介したあと、スプレッドシートの操作を練習。その後、ひとつのミッションについて共同で作業していきます。「最初はみんな、他の人が描いた絵に触れることに慎重になっていましたが、絵のコピーや改変が少しずつ始まっていきました。始まりが慎重だった分、お互いが描いたものに触発されながら、ドット絵を発展させていく面白さがあったと思います」と野呂さん。相手の顔が見えないなかでの共同作業は、参加者にとってとても刺激的だったようです。

 

● 知らない人と作業する楽しさ、面白さ

新型コロナウイルス感染症の影響でコミュニケーションのオンライン化が進んでいますが、野呂さんは「インターネットでのコミュニケーションの面白さは、相手のことを知らなくても一緒に何かを作れたり、知らない人から思いがけないアイデアをもらえたりすること」と語ります。「子どもがインターネットのツールに触れるとき、危険性やリテラシーだけではなく面白さも一緒に体験できたらいいなと思い、お互いに描き換えられる状況で絵を描く遊びを考えました」とのこと。スプレッドシートに初めて触る子どもたちが右往左往しながらも、一体感を持って楽しめたのは貴重な体験でした!

 

● コココ

野呂祐人(造形表現/秋田公立美術大学卒業生)と工藤恵美(コミュニケーション学)によるアートワークショップユニット。共同制作における創造性とコミュニケーションをテーマに、造形遊びやワークショップの開発と実施をしている。言葉を使わずに共同制作をする「モノトーク・シリーズ」や、見ず知らずの人同士が姿の見えない状態で紙の裏表から絵を描き合う「とくめいおえかき」などを展開。https://co-koko.tumblr.com/